2020年6月8日

葬儀豆知識 弔電について タイトルをクリックすると本文に移動します。

弔電とはやむを得ず葬儀に参列がかなわない場合、喪主やご遺族の方々へ故人を慎みお悔やみの気持ちを送る電報のことです。
NTTや郵便局などの様々な電報サービスを使い送ることができます。送られた弔電のメッセージは告別式で読みあげられ、弔電の数が多い場合は一部が読み上げられます
訃報の連絡を受けたけれど葬儀に参列できないというときは弔電を送り、ご遺族に対して弔意を伝えます。
故人を偲び、ご遺族に心からのお悔やみの言葉を送りましょう。「繰り返し」「重ね重ね」など不幸がつづくと連想させる言葉、「死亡」「死ぬ」など直接的な言葉は忌み言葉と呼ばれ、使わないのが弔辞のマナーです。
また、仏事では一般的な「冥福」や「成仏」という言葉は、キリスト教など他の宗教では、ふさわしい表現とはいえません。
適切な文面が浮かばない時はNTTや郵便局など電報サービス業者の用意している文例を使っても構いません。最近は、プリザーブドフラワーやお線香がセットになったものなど、さまざまなタイプが揃っています。また、手書きの文書を送れるもの、インターネットで注文できるものなど、選び分けが可能です。
弔電は喪主宛に送るので、お名前を間違えるなど失礼のないように注意しましょう。
訃報の連絡を受けたら、葬儀の日時、お葬式が営まれる場所、喪主のお名前、宗教を確認します。
弔電の送り先は、葬儀式場が自宅ならご自宅に、斎場なら斎場名気付にします。斎場宛に送る場合は特に、受取人である喪主のお名前まで忘れずに記しましょう。喪主のお名前は葬儀のお知らせ通知でしっかり確認を。訃報を人づてに聞くなどして喪主の名前がわからない場合は、故人のフルネームを書き、「(故人の名前)様 ご遺族様」としても構いません。
送り主(自分)の名前も忘れずに入れ、葬儀に間に合うよう、前日までに手配しましょう。

2020年6月7日

葬儀豆知識 数珠について タイトルをクリックすると本文に移動します。

多くの小さな珠(たま)に糸を通し輪状にした法具(仏具)のことです。仏教のお経、念仏を唱える際に使用する珠という意味で念珠と呼ばれることもあります。珠の数は煩悩を表す数の108個が基本と言われています。実際は持ちやすいように半分の54個、4で割った27個などの様々な種類があります。
紀元二世紀頃インドで生まれ、世界各地に広まった数珠。日本には八世紀頃伝わり、今では私たちにとって弔事では身近な仏具の一つとなりました。数珠は、もともと念仏やお題目を何回唱えたかを数えるためのもの。珠の材料は、菩提樹の実や水晶をはじめ、鉄、赤銅、真珠、珊瑚など。房の付いた親珠を中心に、多数の小さな珠をひとつの輪につないだものが一般的ですが、種類は宗派によって違いがあり、現在では七十種類ほどもあるようです
数珠の珠は、通常、百八が基本で、五十四、四十二、三十六、二十七、二十一、十八と、数が少ないものもあります。百八とは、大晦日の夜につく除夜の鐘でも知られるように人間の煩悩の数。そのことからも、数珠は、仏教的には「煩悩を消滅し、仏の功徳が得られますように」との願いを込めて、手にするものであることが分かります。
では実際、あなたは葬儀に参列する際、数珠を携帯していますか。「仏様を拝むのだから、必ず持つ」という人「スーツにネクタイをするように、数珠を持つのは一種のマナーのようなもの」という人「特に必要性を感じたことはないから持たない」という人など、それぞれだと思います。いずれにしても大切なのは、故人や仏に対する心持ち。数珠の本来の意味を知ったうえで、相手への弔意を示すアイテムの要素をふまえながら自分自身で選択すればよいのではないかと思われます。

2020年6月6日

葬儀豆知識 通夜・葬儀時の服装 タイトルをクリックすると本文に移動します。

服装を選ぶ際にもっとも大切なのは『故人への哀悼の意を表す』という点を優先することです。遺族でなければ通夜も告別式も地味な平服で参列してもかいません。お通夜には、地味なものであればいわゆる「喪服」でなくてもよい、というのが原則です。本来喪服とは遺族と近親者が喪に服していることを示すもの。喪章もおなじで遺族側が着用するものと考えられています。つまり、一般の参列者は喪服があればそれにこしたことはないですが、服装よりも気持ちを優先させて平服でも構わないのです。
平服の場合には、次のことに注意しましょう。 男性は地味なスーツと黒のネクタイ、黒の靴、女性の場合も 地味なスーツかワンピースに黒の靴を選びましょう。なお女性の場合、アクセサリーについては、弔事にはつけないのが一般的ですが、パールのネックレスやブローチなどは用いてもよいとされています。
また、お通夜の際は、喪服姿だと、故人の不幸をあらかじめ予測していたかのような印象を与えるため、嫌がる方もがいらっしゃいます。そのため、地味な平服の方が無難かもしれませんが、最近では、お通夜だけに出席する人も増えており、そのような場合には、喪服で出席した方がよいでしょう。

いずれにせよ、どのような服装にするかについては、こうでなければならない、という決まりはありません。地域性も多少ありますが、一番大切なのはご遺族の気持ちを第一に考え、その上で自分のお悔やみの気持ちをどう表すかということを判断の基準にすることです。それぞれの状況、場面に合わせながらその場の雰囲気に合った服装を心掛けることが重要になります。

2020年6月4日

葬儀豆知識 お香典返し タイトルをクリックすると本文に移動します。

  • 香典返しは、忌明けの報告とご挨拶をかねた大切な儀礼。仏式では49日の忌明け法要後、また神式では30日か50日、キリスト教式では30日が経った頃に行いますが、最近では当日にお返しすることも多くなりました。
    香典返しは、いただいた香典金額の半分から3分の1程度に相当する品物を、礼状とともにお返しするのが一般的。お返しする品物は、バスタオルや石けん、 銘茶といった日用品が多いようです。また、「土に帰る」という意味から、陶磁器などが使われることもあります。

    香典返しの金額は、故人の社会的地位やその土地の習慣などによって異なりますが、金額や品物にこだわるのではなく、お世話になった方への感謝の気持ちを添えてお返ししたいものです。

2020年6月1日

葬儀豆知識 ふくさについて タイトルをクリックすると本文に移動します。

  • 弔事の金封は、ふくさに包んで先方に持参するのが礼儀。しかし、祝儀袋と不祝儀袋とでは包み方が異なるので特に注意が必要です。台付ふくさの場合、台の色が赤いものは慶事用なので気をつけましょう。
    弔事用ふくさの包み方は、ふくさを菱形になるように角を上に広げ、その中央に不祝儀袋を表向きに置いて、右、下、上の順にたたむようにします。最後に左側を折って端を裏側 に回せば完成です。台付きふくさの場合は、爪を左側にしてたたみます。また、ふくさの色は、緑、灰色、紫など、地味な色のものが無難でしょう。

2020年5月29日

葬儀豆知識 お香典の渡し方 タイトルをクリックすると本文に移動します。

  • 不祝儀袋に用いるお札は、あらかじめ準備してあったことを嫌って新札を避けるのが一般的。新札以外のあまり汚れていないお札を選んで包むようにしましょう。もし新札を使う場合は、縦方向に一度折り目を入れて同封すれば大丈夫です。
    香典を手渡すときは、受付で表側を上にしてふくさを開き、表書きの名前を相手側から読めるように向けて差し出すのが一般的です。通夜などで受付が設けられていない場合は祭壇に供えますが、その際香典の表書きが手前から読めるように置くようにします。
    香典は通夜と葬儀どちらに持参しても構いませんが、両方に出席する場合には通夜に持参するのが一般的です。

2020年5月28日

葬儀豆知識 不祝儀袋の表書き タイトルをクリックすると本文に移動します。

  • 香典の表書きは「御霊前」「御香典」などと書くのが一般的ですが、相手の宗教によって異なるので事前の確認がおすすめ。表書きの文字は、弔意を表す意味から必ず薄墨を用いるということを覚えておきましょう。
    水引きは関西では黄白のものを使うのが一般的。結び方は、弔事の場合は「結び切り」にします。個人名を記入するときは、水引きの結び目の中央より上側に表 書きをして、自分の名前は中央下にフルネームで小さめに書きます。連名の場合は、地位・年齢が高い人から順番に右から左へと書くのが一般的です。連名が多 数になるときは、表には「○○一同」とだけ書いておき、別紙に全員の名前を書いて中包みに入れるようにします。その際、内袋にも住所、氏名、金額を書くの を忘れないようにしましょう。

    水引の色

    水引の色は、いくつかの決まった組み合わせがあります。
    葬儀や法事の場面で使われる香典袋の水引は、次のような色となっています。

    黒白・青白

    不祝儀の場面での水引きの代表的な色が、黒白または青白の組み合わせです。
    特に黒白は、全国どの地域の葬儀・法事で使うことができる定番と言える色です。

    一方の青白の組み合わせは、半分を白にもう半分を紺色に染めた水引のことで青水引と呼ばれます。
    黒白と同じく不祝儀の場面で使う水引です。

    黒と白の水引のついたのし袋は、日本全国で市販されています。
    なお、黒白に限らず水引は、濃い色を右側に、薄い色を左側に配置して結ぶしきたりです。 

     

    黄白

    京都から北陸地方または山陰地方にかけては、黄色と白の水引が多く登場します。
    黄色と白の組み合わせの水引は主に関西から西の地方で使われています
    右側に黄色、左側に白の配置となります。

    特に、京都では黒と白の水引は使わないことで知られています。
    この理由は、黒と白の水引は、公家や宮家が使う紅白の水引の対照にあたるとされていたためです。

    関西地方では、黄色と白の水引のついたのし袋が市販されています。
    地域によっては、葬儀では黒と白の水引を使って、四十九日の法要以降は黄色と白の水引を使うところもあります。

     

    双銀(銀色)

    双銀とは銀色だけの水引のことです。
    銀色の水引は高額の香典の場合に使われます

    香典の金額で決まっているわけではありませんが、目安として5万円以上の香典を包む場合は双銀ののし袋を使う方が多いようです。
    双銀ののし袋は日本全国で市販されています。


2020年5月27日

仏壇について(3)仏壇の置き方2 タイトルをクリックすると本文に移動します。

  • 絨毯やフローリングの部屋に、金箔や黒塗りの仏壇はちょっと…と思う人もいるかもしれませんね。最近では、タンスなどの上に安置するコンパクトな上置き式仏壇、また洋室向けにオークやナラを使った家具調仏壇など、現代人のライフスタイルに合わせた新感覚の仏壇もたくさん登場するようになりました。また、三具足などの仏具もインテリアとして飾っても違和感のないようなものが販売されています。
    価格や流行だけにとらわれずに、故人を偲ぶのにふさわしい仏壇はどのようなものか、慎重に考えて選ぶようにしましょう。 

2020年5月22日

仏壇について(2)仏壇の置き方1 タイトルをクリックすると本文に移動します。

  • ひと昔前までは、どこの家庭にも仏間があり、法要などの神聖な儀式はその場所で行われました。しかし、最近の住宅事情を考えると、特別に仏間を設けるのは難しいといえるでしょう。そこで、リビングやダイニングなど家族が集まりやすい場所に仏壇を置くのも一つの方法。故人をいつでも身近に感じることができるうえ、仏壇の手入れなどにも気が行き届きやすいからです。
    なお、神棚がある場合、神棚と向かい合わせに安置することは避けたいもの。神棚を拝礼したときには仏壇に、仏壇を拝礼したときには神棚にお尻を向けることになってしまいます。そのほか、西方浄土の向きに置くのが正式だという説や、宗派の総本山の方向に置くのが正しいという説などがありますが、そう堅苦しく考えずに、ご家庭の間取りに応じた最適な設置場所を検討してみましょう。

2020年5月21日

仏壇について(1)仏壇の種類 タイトルをクリックすると本文に移動します。

  • 仏壇は故人を偲び、供養するための場であるとともに、法要や彼岸、お盆のときなどには大切な宗教儀式の象徴ともなります。一般的には、故人の四十九日や一周忌に合わせて購入する人が多いようです。
    仏壇には檜や杉を用いて、漆塗り・金箔仕上げを施した「金仏壇(塗り仏壇)」、黒檀や紫檀など木材が持つ風合いをそのまま生かした「唐木仏壇」等があります。
    宗教・宗派によって仏壇の種類や形式が異なり、また価格帯も非常に幅が広いので、故人の信仰や予算などを十分に考慮したうえで購入するようにしましょう。仏壇に飾る仏具として、花立て、香炉、燭台の三具足(みつぐそく)を必ず用意します。日頃から仏壇に手を合わせて、故人を敬慕する気持ちを忘れずにいたいものです。